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HubSpotで実現する営業生産性が高い在庫管理プロセス

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最終更新日: 2025年2月1日

本記事では、HubspotとSankaの連携により、在庫管理をリアルタイムで行いながら営業活動を効率化する業務フローについて解説します。

調理器具メーカーを例に、実際のデモをもとにその仕組みやメリットをご紹介します。

デモ動画

目次


解決する課題

多くの企業では、以下のような課題が存在しています。

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  • 営業担当者の課題
    「販売したいけど現在の在庫数が分からない」という状況が頻繁に発生しています。営業担当者は、在庫確認のために在庫やロジ担当者に問い合わせる手間があり、その間に取引のチャンスを逃してしまう可能性があります。

  • 在庫・ロジ担当者の課題
    日々の入荷、出荷、棚卸しなど多忙な業務の中で、営業担当者へ逐一在庫情報を伝えるのは非常に手間がかかり、効率的な連携が難しい状況です。

従来、既存システムで在庫連携ができていても、Hubspotに移行する際に「在庫情報は正確に連携されるのか」や「営業効率は維持できるのか」といった不安がありました。


Sanka×Hubspotによる解決策

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Sankaでは、これらの課題を解決するために、HubspotとSankaの連携を通じた新しい業務プロセスを提供しています。主なポイントは以下のとおりです。

  1. リアルタイムな在庫確認
    HubspotのCRM機能とSankaの在庫管理システムを連携することで、最新の在庫状況をリアルタイムで把握できます。これにより、営業担当者は常に正確な在庫数を確認でき、迅速な対応が可能になります。

  2. 効率的な営業プロセスの構築

  3. 営業担当者は、Hubspot上でお客様情報や引き合いを管理し、見積もり作成から受注、請求書発行までの一連のプロセスを進めます。
  4. 在庫管理はSankaが担当し、Hubspotへ在庫データをリアルタイムに連携。出荷や入荷の情報が自動更新されるため、営業担当との情報共有がスムーズになります。

この仕組みにより、在庫確認のための煩雑な問い合わせや手作業が削減され、失注のリスクを低減することができます。


デモで見る業務フロー

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ここでは、調理器具の製造・販売を行っている企業を例に、業務フローを説明します。たとえば、肉のスライサーを100個販売したいという引き合いがHubspot上で発生するシナリオを想定します。

プロセスID 担当・モジュール 頻度・タイミング 業務内容
1-1 営業担当(Hubspot) 随時(見込み客・商談発生時) 営業活動・商談獲得
1-2 営業担当(Hubspot) 商談進行時・見込み受注発生時 在庫確認(Sanka での商品・在庫情報参照)
1-3 営業担当(Hubspot) 見積・受注確定時 見積書作成・受注
1-4 営業担当(Hubspot) 請求タイミング(納品後など) 請求書作成
2-1 ロジ・在庫担当(Sanka) 新商品登録や在庫管理開始時 商品マスタ作成・インポート、在庫・ロケーション情報の登録
2-2 ロジ・在庫担当(Sanka) 入庫時 在庫の入庫・検品
2-3 ロジ・在庫担当(Sanka) 出庫準備時 ピッキングリストの作成、送り状の取得
2-4 ロジ・在庫担当(Sanka) 出庫・納品時 出庫・納品(必要に応じて配送手配)
  1. 取引の開始
    営業担当者は、Hubspot上にお客様情報や取引内容を入力します。

  2. 在庫の自動確認
    Sankaと連携されたHubspotは、在庫情報をリアルタイムで表示します。これにより、従来のように在庫担当者に問い合わせる必要がなくなります。

  3. 出荷・入荷の連携
    出荷処理が行われると、Sankaのシステムが在庫数を自動的に更新します。たとえば、100個のうち10個が出荷されると、Hubspot上の在庫は90個に更新されます。
    ※ この更新は、Sankaの「Power Inventory」ツールを利用し、1分または1時間単位で自動実行されます。

  4. 受注とその後のプロセス
    営業担当者は、最新の在庫情報をもとに見積もり作成や受注処理を迅速に進めます。また、在庫が不足している場合は、追加の入荷指示を行うことで、他の案件への影響を防ぎます。


業務効率化の効果

HubspotとSankaの連携により、以下の効果が期待できます。

  • 時間短縮と業務の効率化
    在庫確認にかかる問い合わせや手作業が不要になり、全体の業務プロセスがスムーズになります。

  • 失注リスクの低減
    リアルタイムな在庫情報により、販売チャンスを逃すリスクが大幅に低減されます。

  • 担当間の連携強化
    自動連携により、営業担当者と在庫・ロジ担当者とのコミュニケーションが円滑になり、生産性の向上に寄与します。


まとめ

今回ご紹介した業務フローは、HubspotとSankaの連携により、在庫管理をリアルタイムで実施しながら、営業オペレーションの効率化を実現するものです。

具体的には、営業担当者はHubspot上で取引管理を行い、Sankaが提供する最新の在庫データをもとに、見積もりや受注処理を迅速に行うことが可能です。

これにより、在庫確認の遅延や連絡ミスによる失注を防ぎ、業務全体の生産性を向上させることができます。

Hubspotとの連携や在庫管理の効率化にご興味のある方は、ぜひSankaまでお問い合わせください。

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