この記事では、在庫の入出庫を管理する方法について紹介します。
Sankaでは入出庫情報を「商品ID」および「在庫ID」とリンクさせることで、現在の在庫状況をリアルタイムに把握することが可能になります。
※「オブジェクト」や「モジュール」などの基本概念の確認は「Sankaの基本」をご覧ください。
この記事でわかること
- 在庫の入出庫を管理する方法
- 登録した情報を修正する方法
- 入出庫情報をアーカイブする方法
- 次のステップ
在庫の入出庫を管理する方法
①画面左側の「在庫管理」モジュールをクリックし、次に「入出庫」オブジェクトを選択します。
「在庫を追加する方法」で登録した在庫情報が一覧表示されます。
②右上の「新規」をクリックします。
③「新しい入出庫の作成」メニューが表示されます。
④「在庫を選択」下のタブを開くと、商品マスタに登録してある商品が一覧表示されます。
今回は例として商品ID0003の「ぶどう」の新規入荷情報を登録します。
150個入庫した情報を登録するので、一覧から「ぶどう」を選択します。
⑤次に、「入出庫情報」を登録します。
右端の欄には在庫マスタ登録時に入力した販売可能数(300個)が自動で表示されています。
⑥左端タブから「入庫」を選択します。
⑦次に、在庫の状況を登録します。
今回の例では「販売可能」を選択します。
・販売可能:利用可能な在庫数
・確定済み:受注済みで販売に当てられない在庫数
・販売不可:破損品など
⑧今回新たに入荷した数量を登録します。
合計の在庫数が自動計算され、すでにある在庫300個と今回入庫分150個を合わせた450個が表示されました。
⑥ 「単価を設定」をクリックすると、商品マスタに登録されている単価が表示されます。
単価が変更になっている場合はここで修正しましょう。
⑦必要な情報を入力し終えたら「入出庫の更新」をクリックします。
⑧「入出庫」オブジェクトの一覧画面に情報が更新されました。
ちなみに、「在庫」オブジェクト画面の一覧画面も情報が更新されています。
【入庫情報登録前】
【入庫情報登録後】
すでにある在庫300個に今回入庫指示した150個が追加され、合計450個になりました。
登録した情報を修正する方法
Sankaでは情報を誤って消してしまうことを避けるため、一度登録した情報は削除できない設定になっています。
そのため、ここで情報の修正方法をマスターしておきましょう。
①画面左側の「在庫管理」モジュールをクリックし、次に「入出庫」オブジェクトを選択します。
②「出入庫ID」をクリックすると詳細情報が表示されるので、必要に応じて情報の修正をします。
入出庫情報をアーカイブする方法
アーカイブ機能を使うと、登録した入出庫情報をテーブルから隠しておくことができます。
①アーカイブしたいボックスをクリックし、「アーカイブ」を選択します。
②アーカイブされた商品はグレーアウト表示されます。
③アーカイブを解除したい場合は、該当ボックスをクリックし、「有効化」を選択します。
④有効化された情報はグレーアウトが解除され、通常の表示に戻ります。
次のステップ
今回紹介した入出庫情報の管理方法をマスターすれば、Sankaでの基本的な在庫管理の操作は完了です。
より高度な操作をマスターしたい方は、下記のヘルプガイドを参考にしてください。
- JANコードとバーコードの発行・管理方法
- バーコードを使った在庫・入出庫管理方法
- Sankaで在庫を移動する方法
- ピッキングリスト(出荷指示書)の作成
- 移動平均での在庫棚卸評価を自動化!入出庫から商品有高帳を作成
- 商品構成の作り方
詳細な情報やサポートが必要な場合は、ぜひサポートチームまでお気軽にお問い合わせください。