概要
Sankaの基本ガイドへようこそ!
オブジェクト、レコード、モジュール、プロパティといったコンセプトを理解することは、Sankaを活用するために非常な重要なステップです。
このガイドではこれらのコンセプトの意味や利用シーンなどについて詳しく説明していこうと思います。
それでは早速はじめていきましょう。
全体感について
Sankaはクラウドテクノロジーとモジュールテクノロジーを掛け合わせて、汎用性と専門性の両立、革新的な開発スピード、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
特に重要なのはオブジェクトとモジュールです。
オブジェクト、プロパティ、レコード
オブジェクトとはデータベースのような、データの格納庫です。例えば「商品オブジェクト」には「商品名」「商品サイズ」「商品色」「商品説明」などが入ることが多く、ユーザーごとにデータの持ち方を自由に定義できます。
プロパティとは、上記で説明したような「商品名」「商品説明」といったオブジェクトにあるデータの項目を指します。エクセルで言うと列にあたる情報として認識していただければ問題ありません。
レコードとは、オブジェクトが持つ、一つ一つのデータをを指します。例えば商品A、商品Bといったデータをレコードとして認識いただければと思います。エクセルで言うと行にあたる情報です。
モジュールについて
モジュールは、オブジェクトをまとめた業務プロセスです。オブジェクトの組み合わせ次第で専門性の高い業務プロセスから部署内全員が行う業務プロセスまで自由に構築可能です。
また、一つのSankaアカウントで複数のモジュールを組み合わせて、全社的な業務フローも構築可能です。
まだこれだけだとイメージが掴みにくいと思うので、実例を見ていきましょう。
組み合わせ例
上記で説明したようにモジュールとオブジェクトを組み合わせることで、自社にピッタリな業務フローを作ることができます。
- 在庫管理モジュール:商品、在庫、ロケーション、入出庫オブジェクトを活用してリアルタイムな在庫管理を実現できます。さらに商品オブジェクトを注文オブジェクトや発注オブジェクトに連携することで、在庫を自動的に出庫や入庫に引き当てることができます。
- 購買管理モジュール:企業、商品、発注、支払請求書、パネルオブジェクトを活用して、仕入先や仕入品の管理、発注書の作成・送付、支払い請求書や買掛金への対応、さらにそれらの分析業務ができます。
- 受注管理モジュールでは、商品、見積書、注文、企業、納品書、請求書、領収書オブジェクトを組み合わせ、営業活動の見積から請求までの一連の流れを管理・効率化することができます。
いかがでしたでしょうか?オブジェクト、モジュール、プロパティといったコンセプトの理解度が深まれば幸いです。
次のステップ
- モジュールの管理方法を学ぶ
- プロパティとビューの管理方法を学ぶ