この記事ではビューの管理について説明します。
ビューの管理とは
まず、ビューとはオブジェクトのレコードの一覧画面の見え方を指しています。
ビューの管理では、このオブジェクトに表示されるレコード一覧画面の見え方をカスタマイズすることが可能です。
ビューの管理をマスターすると、たとえばレコードの並びを変えたり、表示させたいレコードだけにしたりできます。
初期では、デフォルトのビュー設定になっています。
また、レコードの上部にあるプロパティの表示設定もビュー管理で行うことができます。
「ビューの管理」画面の基本
まずはビューの管理の基本知識を紹介します。
◾️ビューの管理画面の場所
レコード一覧画面の左側にある縦3点リーダーをクリックします。
◾️ビューの管理画面の説明
ここでは、ビューの管理の入力項目について説明します。
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タイプ:テーブル・グループテーブルが設定できます。基本はテーブル型の使用が多いです。
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フォーム: オブジェクトにて情報を登録する際に表示される「レコードの作成」画面のプロパティ設定をカスタマイズすることができます。初期はデフォルト設定です。
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カラム: レコード一覧の画面の項目に表示されるプロパティを設定することができます。
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レコード数: 表示するレコード数を設定できます。
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並び替え: レコードの表示の順番を変えることができます。 まずは、基準とするプロパティをここで選びます。
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並び替え方法: 「並び替え」で選んだプロパティの項目と連動しています。 「降順」「昇順」を選ぶことが可能です。
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フィルター: フィルターにかけたいものや表示させたいものを設定することができます。
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更新ボタン: 情報を設定したら必ず更新ボタンを押しましょう。
ビューを複数作りたいときは?
SANAKAでは1つのオブジェクトに対して、複数のビューをつくることが可能です。 ここでは、例としてフルーツが登録されている商品オブジェクトに「国産」のビューを追加してみたいと思います。
①まずはレコード一覧画面の左上にある+ボタンをクリックします。
②「ビューの作成」の画面が表示されます。
③名前はレコード一覧画面のタブに表示されます。ここでは、「国産」と入れます。
タイプ、フォーム、カラムなどは自由にカスタマイズしてください。
次に「フィルター」機能を使ってカテゴリプロパティに「国産」と入っているものだけを表示させる設定を行います。
作成ボタンを押して登録します。
④レコード一覧画面に「国産」のビューが登録されました。状況に合わせてカスタマイズしてみてください。
ビューの管理でよくある質問から設定方法を紹介!
ここではサポートによくいただくお問い合わせからピックアップしたビューの管理の編集方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
◾️アーカイブした情報をレコード画面一覧から消す方法は?
アーカイブした情報は消すことができません。そこで「ビューの管理」メニューにて設定することによってアーカイブした情報をレコード画面一覧から隠すことができます。 ここでは連絡オブジェクトを例にします。
①連絡先オブジェクト画面のレコード一覧の左上側にある縦三点リーダーのマークをクリックします。
②「ビューの管理」メニューが表示されます。
③下部にある「フィルター」をクリックします。
④「利用ステータス」を選択します。
⑤「利用ステータス」の欄が新しく表示されるので「アクティブ」を選択し、更新ボタンを押します。
⑥レコード画面一覧に戻るとアーカイブした情報はレコード一覧画面上から消えています。
◾️フォームの追加・編集方法は?
フォームについてもお問い合わせが多いです。ここでは追加・編集・削除について紹介します。 まずはフォームの追加方法を紹介します。
①ビューの管理を開きます。
②フォームにある「新規」ボタンをクリックします。
③「フォームを作成」画面が表示されます。
④必須項目となっているため、必ず名前はを入れましょう。ここでは入力用とします。
⑤プロパティは情報登録時に入力させたいものを全部選びます。プロパティ名を引っ張ると順番を入れ替えることも可能です。
⑥作成ボタンを押すと登録されビューの管理に画面に追加されたことが確認できます。
⑦追加したフォームを適用させるには左側に⚪︎にチェックして変更する必要があります。
⑧次に「ビューの管理」の更新をボタンを押すと適用されます。
⑨作成したフォームを編集・削除するには登録したフォームの名前をクリックします。デフォルトは変更・削除できない設定となっていますので注意しましょう。
⑩「フォームを管理」が画面が表示されるので必要に応じて修正してください。修正したら「更新」ボタンを押すと更新されます。
また、作成したフォームを削除したい場合は「削除」ボタンを押すと削除することができます。